以下の３点が必要です。
・会社の場合は履歴事項全部証明書、個人の場合は個人を証明するもの（マイナンバー等）
・委任状：弊所にて準備したものにサイン又は押印いただきます。
・出願人様の中国語名称

もちろん、出願前の商標調査費用や履歴事項全部証明書等の翻訳費用はセット価格に含まれます。ただし、商標調査後に出願を辞める場合は、商標調査費用（29,000円（税抜））のみお支払いいただきます。

１区分（１０商品以下）の場合、拒絶なしで登録された場合は、中国弁理士費用、日本弁理士費用及び中国商標局料金全て含めて、セット価格98,000円（税抜）です。２区分以上をご希望の場合は１区分につき、75,000円（税抜）が必要となります。なお、拒絶された場合（全部拒絶の場合）は、再審を請求する必要があるため、追加費用がかかります。当該追加費用はケースの難易度に応じて別途見積もりとなりますが、おおまかな費用や現在の登録査定率の状況等は事前にご説明致します。

中国商標局の審査において、識別性がなかったり、同一又は類似の先の商標出願又は登録商標が見つかった場合など、特許法に規定される拒絶理由があった場合に拒絶となります。また、中国商標局のサーチ力は非常に優れているため、類似の商標が見つかる場合もあります。拒絶のリスクを低減するために、出願前に調査結果を含め、弁理士によるアドバイスをお伝えします。
なお、中国には部分（一部）拒絶制度があり、一部登録、一部拒絶となる場合があります。その場合、再審を請求することなく、登録を許可された商品については登録を受けられます。

申請書類を準備して中国商標局に出願した後、方式審査が行われ、約１～３カ月で正式に受理されます。次いで、審査官により先行類似商標等について審査が行われ、通常出願から約９カ月以内に中国商標局から登録可否の連絡がなされます。登録が認められると、公告がなされ、３カ月後に登録証が発行されます。

中国での存続期間は日本と同様に登録日から１０年であり、１０年ごとに更新できます。